write:2017-10-20 17:15:13

葬儀の方法について

昔は、葬儀となるとご近所の方と協力し合いながら、大々的に行うのが普通でした。しかし、現在ではプライバシーの配慮や核家族化、単身世帯が多いなどといった事情で、地域ぐるみのお葬式は減っています。身内だけで行う家族葬や、火葬だけを行う直葬方式を選択される方も少なくありません。

故人が生前にそういった希望をされる方も多いですし、大きなお葬式になるとそれだけ費用もかかりますので、予算的に考えて家族葬を選ばれる方も多いのが実情です。お葬式の形式にこだわる方も、現在では少なくなっているのです。

しかし、ここで注意しなければならないのは、故人やご家族が望んでいたとしても、故人のお知り合いの方々には「きちんと葬儀に呼んでほしかった」と考えている場合がある点です。ご家族が故人のごく親しいご友人などを知っており、案内できている場合なら良いかもしれませんが、別居していたり把握しきれていない場合も多いのです。

ごく親しかった方から見ると、大切なご友人が亡くなったのに知らないうちに葬儀が終わってお弔いができなかった、ということで悔やまれる場合も多いでしょう。

基本的に、葬儀は今生きている方が心の整理をつけるために必要な儀式です。故人の要望があっても、葬儀に参列したいご友人などがいらした場合、最後のお別れの機会を奪うことにもなりかねません。

特に、顔の広い方の葬儀をされる前には、身内だけの家族葬で大丈夫なのか、後になってお弔いにきたいという知人の対応をできるかも考えて葬儀のプランを選ぶといいでしょう。

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write:2015-09-03 16:24:11

葬祭扶助制度を知っておく

お葬式というのは、かなりの費用がかかるイメージがあります。実際にどれくらいかかるのでしょうか。イギリスは平均12万円、ドイツは平均20万円、アメリカは平均45万円、日本は……平均230万円だそうです。日本だけ桁が一つ違う……。

どんな家庭でも葬儀の際に230万円も出せるものでしょうか。……とても無理という家庭も多いですよね。それどころか、日本には生活保護を受給している世帯が161万世帯もあるのが実情です。

ここで覚えておきたいのが「葬祭扶助制度」です。遺族が生活保護受給世帯である場合、または生活保護受給者本人が亡くなった場合など、葬儀執行者に費用の支払い能力がない場合に、国が費用を負担してくれるという制度です。

いわゆる「生活保護葬」と呼ばれるものですが、葬祭扶助の金額内で葬儀を一通り執り行ってくれる業者もおります。費用だけではなく葬儀の施行も難しいという方は、生活保護葬の業者の存在についても覚えておくといいかもしれません。

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write:2015-06-08 10:33:29

葬儀社を知っておく

人が無くなってから葬儀社への依頼はいつすると思いますか?以前葬儀の費用について書いた時に少し書きましたが、病院で亡くなった場合は遺体を自宅へお連れするのにすぐに連絡しなくてはいけません。事前にお付き合いのある葬儀社があれば、連絡して依頼するだけで来てもらえますが故人が無くなった悲しみの冷めないうちに葬儀社を突然選べ、と言われても困ると思います。

病院から馴染の葬儀社を紹介してもらえる事もあると思いますが、予算や予定していた式の規模と合わない場合もあります。もしもの時の為には、今から葬儀社を知り、比較していざという時にはどこを使うか決めておかなければなりません。

葬儀社を選ぶポイントは色々ありますが、一番大切なのはどんな式をしたいか、だと思います。家族葬等小規模な葬儀が得意な会社と大規模での葬儀が得意な会社では使える会場の大きさはもちろん、行う式の内容にも大きな差があります。もちろん、小規模でも葬儀社の方の気遣いは変わらないと思いますが、通夜を行わない、告別式だけを一日で済ます一日葬儀等小規模ならではの独特の葬儀もあるので、人数が少なくても通夜・告別式をしっかり行いたいのか、火葬だけの最低限の式にしたいのか等を考えておく必要があります。

どんな式がしたいかが決まったら、お住まいの近くの会社から探してみるのが良いでしょう。会場が家の近くに対応してるからとあまり離れた葬儀社を選んだ場合には、遺体を運ぶ時に遠方料金が追加したりと、別途必要になる金額が増える事があるからです。

二度、三度とお世話になるかもしれないので、葬儀会社はよく調べる事が大切です。

write:2015-03-16 11:58:28

遺影の選び方

あなたは遺影の写真をちゃんと用意していますか?

遺影は葬儀の際に“故人の顔”となるものです。葬儀では、出席される多くの方に拝まれることになりますから、せっかくなら良い写真を選びたいところですね。

しかし、遺影の写真は事前に準備しておかないと、いざ葬儀を執り行うことになっても、なかなか見つけられないものです。ただでさえ、葬儀の準備が忙しいのに、アルバムなどをひっくり返して、一つ一つの写真を選別していくのは大変です。

ですから、葬儀社をあらかじめ決めておくのと同じように、遺影の写真も事前に探しておくのが大事になります。その際、遺影の写真には、守ったほうが良いとされる選び方がありますから、覚えておきましょう。

まず、写真の構図なのですが、これは故人ができるだけ正面を向いていた方がいいとされています。これについては敢えて説明する必要はありませんね。

正面を向いている写真を探すのは意外に骨が折れます。そこでコツとしては、その人単体を写した写真だけを探すのではなく、誰かと一緒に映った写真も一緒に探すのがいいでしょう。

実は大きな写真であれば、写真は部分的に切り取って、引き伸ばしすることができますから、そうした写真も視野に入れて探してみるといいと思います。

あとは、できるだけ最近とった写真のほうがいいとされています。なぜなら、故人と遺影の間にイメージの相違があってはいけないからです。

以上の2つのことは、遺影を選ぶときには最低限守ったほうがいいと思われます。

write:2015-03-04 15:53:22

戒名料はいくらかかる?

仏式でお葬式を執り行うことになったら、お坊さんに依頼して、故人に戒名を付けてもらうのが一般的です。その際、お坊さんに戒名料をお渡しするのですが、その金額というのは戒名のグレードによって、大きく差が開いてきます。

それでは、そもそも戒名のグレードとは一体何なのか?という話になりますが、これには戒名の院号と位号が関わってきます。戒名はパーツごとに見ると、(院号)+道号+戒名+位号で構成されているのですが、そのうちの院号は寄付金を支払うことで戒名の頭に付け加えることができ、位号も寄付金を支払うことでよりグレードの高いものに種類を変えることができます。

つまり、戒名料を安く済ませたいのであれば、院号はつけずに、位号も最もグレードの低いものを付けてもらえばいいことになります。ただし、戒名は“あの世における故人の名前”になるものですから、戒名にどの程度の費用をかけるかは、慎重に考えたいところです。

ちなみに、私は祖父にしっかりとした戒名を付けて頂いて大変満足しています。

write:2015-02-23 00:42:09

葬儀の宗派

一般的に、葬儀を執り行うときの宗教というのは、故人が信仰していた宗教に拠りますが、その方がどこの宗教にも属していなかった場合には、残された家族の方々が“どの宗教・宗派で葬儀を執り行うか”を決めなければなりません。

僕の祖父の場合もそうでした。僕の祖父は特別一つの宗派を信仰していませんでしたから、祖父が危険な状態になってから、葬儀社の方と相談して“葬儀の宗派”を決めました。仏教式で葬儀をおこなうことはあらかじめ決まっていたのですが、同じ仏教式でも、華やかに葬儀を行う宗派もあれば、質素に葬儀を執り行う宗派もあるようで、どの宗派を選べばいいか大変悩みました。

結果として、祖父の最後に相応しい葬儀を執り行えたのでよかったと思います。

皆さんも出来るなら、予め調べておいて、葬儀の宗教・宗派を決めておくといいと思いますよ。

write:2014-11-20 15:04:27

葬儀の案内

葬儀の案内について熟知している方はそう多くないと思います。

自分も祖父の危篤の知らせを聞き、田舎に駆けつけた時、残念ながらおじいちゃんは天国に旅立ってしまい葬儀に参加することになりました。

とは言っても、田舎のしきたりもよく知らない自分に任されたのは、葬儀の案内業務。もう高齢で親しい人もほとんど旅立ってしまっていたこともあり、ごく身近な人だけにお知らせすることになりました。

電話連絡で済ませた人もいましたが、おばあちゃんの判断で僕のもとに名前と住所の情報が任され、訃報をこしらえることになりました。

どうやら母親が「この子はパソコンが得意」と太鼓判を押したようです。

初めての訃報作成に戸惑いましたが、すぐにワード用の訃報テンプレートがあった為、ダウンロードしてあっという間に本格的なものができました。

いとこの家のパソコンとプリンタを拝借し、試しにプリントアウトしておばあちゃんに見せたところ、OKが出たのであとはひたすら個人情報を入力し刷り出すだけです。

おじいちゃんが亡くなったのは悲しかったけど、役に立ったのが嬉しかったです。

write:2014-11-13 16:01:58

葬儀の費用

命あるものは、いつかはこの世を去ります。

とはいえ、突然いやって来る不幸は、どうやって対処して良いかわからないものです。

病院で亡くなられた場合、出入りしている葬儀屋が応対をしてくれますが、それ以外の時はどうすれば良いのか疑問に思います。

突然にやって来る葬儀、これは困ったものです。

それに対応できるように、事前に葬儀のことを知っておく必要があります。

現在、郵便局や大手スーパーなどにも置かれているのが葬儀のパンレットです。

こちらをみると、一般葬だけでなく、家族葬や火葬式といったものがあります。

プランによって、費用も違いますので、縁起が悪いと言わないでパンフレットを貰ってきましょう。

突然の葬儀に困らないためにも、知っておきたいことをこのパンフレットで見て参考にするのです。

また、費用などもどれくらいかかるかもわかりますので、パンフレットがあれば持ち帰ってみましょう。

もし、内容でしたら、インターネットでもわかりますので、まずは費用などを見て、突然の時のために知っておいてください。

write:2014-11-07 15:56:43

葬儀のマナー

葬儀は冠婚葬祭のひとつで、マナーや常識が問われるものです。

まずは服装についてです。

男性の場合には、全身ブラックスーツで、ネクタイと靴下は黒色のものを選びます。

そして、女性の場合は、黒色のストッキングで肌の露出のない黒色の服を着ます。

結婚指輪を除いて、アクセサリーは光沢のあるものは控え、つけるならばパールのものにします。

そして、動物の殺生を連想させる毛皮や動物の皮でできた鞄は使わないようにします。

こどもの場合には黒っぽい服でかまいません。

葬儀に参列する場合には、このような服装とともに、香典を持参します。

香典は葬儀の費用の足しにするもので、あわててかけつけたとの意から、新札ではなく使い古したお札を使うようにしましょう。

香典の中身の金額については、生前のその人との関係の深さによります。

また、表書きには悲しみの涙で字がにじんだとのことから、薄墨の筆で書くようにします。

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